【加賀小紋】
石川県加賀(金沢)地方で染められる、型紙を用いた染物です。
加賀小紋は制作過程で板を使用するので板場友禅とも呼ばれ、
また型紙を生地の上に置き、染める技法なので型友禅とも呼ばれています。

現在、加賀小紋と呼ばれるものには2つのタイプがあります。
一つは加賀藩前田家の武士の裃に用いられたもので、
「加賀伝統小紋」といわれる江戸小紋と同じ技法で作られるもの。
もうひとつは明治以降始められた写し糊の技法による
京の友禅小紋に習って始められた「友禅小紋」といわれる多色使いのものです。
当店では、「伝統小紋」を中心にお取り扱いいたしております。
加賀小紋(板場友禅)
経済産業大臣指定伝統的工芸品の分類によれば「東京染め小紋(江戸小紋)}や「京小紋」のような、
「加賀小紋」という分類ではなく、「加賀友禅」の中の「板場友禅」 という名称で分類されています。
●板場友禅(加賀小紋)は昭和50年5月10日 国の「伝統的工芸品」に指定されています。
「伝統的工芸品」指定要綱
(1) 型紙は、柿渋を用いて手漉き和紙をはり合わせた地紙又はこれと同等の地紙に友禅模様を彫刻したものとすること。
(2) 型付けは、手作業により柄合わせをすること。
加賀小紋作家
中 儀延
(1895~1981) 昭和53年7月13日石川県指定無形文化財
坂口 幸市
日本工芸会正会員